元Rockstar開発者がGTA4リマスターを支持、ニコを最高のGTA主人公と絶賛

ロックスターの元開発者が、GTA4の最新コンソール向け再リリースおよびリマスター化の可能性について憶測を呼ぶ発言を行いました。

この噂は、ロックスター関連のリーク情報で知られるGTAコミュニティの著名人物Tez2の投稿が発端です。Tez2は、GTA4の現行機種向けポートが今年中にリリースされる可能性を示唆し、これがロックスターが最近GTA5の"Liberty City"MODを中止した決定に関連しているとほのめかしました。

ただしロックスターはGTA4の再リリース計画を正式に確認しておらず、GTA6開発に集中している同社の現状を考えると、このような動きは予想外と言えます。

GTA4に登場した全有名人

全26画像を表示

1995年から2009年までロックスターゲームズのテクニカルディレクターを務めたObbe Vermeij氏はSNSでGTA4の噂に言及。自身はそのような計画を認知していないとしつつも、自身が開発に関わったGTA4のリマスター化に強く賛意を示しました。

「傑作ゲームですし、最近の成功したリマスター事例が需要を証明しています」とVermeij氏は述べ、好評を博した『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』を暗に引き合いに出しました。

別の投稿で「新鮮な形で再登場してほしい」と補足。「私の考えではニコ（主人公）はGTAシリーズで最も魅力的な主人公です」と語りました。

リマスターの手法についてVermeij氏は、ロックスターがGTA4を同社タイトルで使用されている最新版Rageエンジンに適応させる可能性を示唆しました。

重要なポイントとして、ロックスターはGTA4のリマスター化を示唆していません。GTA6の大規模開発を考慮すると、並行してリマスターを手がけるのは同社の膨大なリソースでも困難でしょう。

ロックスターは『Red Dead Redemption』ポートのように外部スタジオに委託する選択肢もありますが、2025年におけるGTA4リマスターのリリースは可能性薄です。GTA6が2025年秋発売予定のため、同時期のリリースはユーザーの注目を分散させるリスクがあるためです。

Liberty Cityに関しては、一部のGTAファンからGTA6のローンチ時または将来のDLCで登場するのではという憶測も。Liberty City（GTAシリーズのニューヨーク市）は2008年のGTA4と2009年のスピンオフ作品GTA: Chinatown Warsの舞台でした。一方GTA6はフロリダをモデルにした架空の州レオニダを舞台とし、シリーズ恒例のマイアミ風都市バイスシティが登場します。

正式な発表を待つ間、GTA6の詳細情報（包括的な概要、70枚以上の新スクリーンショット、PS5 Proでのパフォーマンスに関する専門家の見解など）をさらにチェックできます。